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臨終直後に連絡する方を書き出す

余裕のある状態で考えればわかるものが、気持ちが動揺している臨終直後となればわからなくなってしまうことがあります。そのような状態になっても連絡漏れがないよう、臨終直後の第一報を伝える近親者を書き出しておきましょう。

 

 また、親しい友人などのお付き合いを把握していることは家族であっても難しいので、ご本人が元気なうちに連絡してほしい方を聞いておきましょう。

 

 なお、通夜前の不特定な弔問を避けるために葬儀の日時が決定するまでは連絡する範囲を十分に考慮しなければいけません。特に家族葬や密葬を行う場合は連絡する範囲を限定する必要があります。


喪主を務める方を選んでおく

喪主とは葬儀の主催者・責任者です。誰がならなくてはいけない決まりはありませんが、一般的に亡くなった方からみて配偶者や長男・長女などの一番近しい方がなることが多いようです。

 

 その仕事としては出棺時の挨拶やお坊さんの接待、各諸費用の支払いの最終的な判断など葬儀全体の責任を持つことです。喪主に何回もなって慣れている方などそうそういませんので、葬儀社にアドバイスを求めながら進めて行きましょう。


会葬予定者の連絡先を書き出す

結婚式とは違って葬儀は前もって会葬者の出欠を取るということはできません。

 

 また、前述の「臨終直後の連絡」と同様、いくら家族であってもお付き合いしているすべての方を把握していることは難しいので、ご本人が元気なうちに連絡をしてほしい人、逆にそうでない人を聞いてリストを作っておきましょう。


遺影を決めておく

葬儀社に聞いたところ、ここ最近は昔ながらの白木祭壇ではなく花祭壇が多いそうです。たくさんのお花に囲まれた花祭壇と聞くとお花に注目!!となりそうですが、実は会葬者が一番注目するのは遺影です。

 

 印象の良い遺影はやはりプロのカメラマンが撮影したものが多く、その良い表情は式全体を良くします。普段自分以外の人や風景などの写真を撮ることはあってもご自身の写真は全然ない方、多くありませんか?

 

 お誕生日や記念日などの機会に写真館でプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。そして、ご本人が元気なうちにお気に入りの写真を選んでもらっておくと良いでしょう。


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